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2023年07月08日

7月(文月)の東洋医学的養生法

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7月に入り、梅雨がまだ明けません。





ジメジメした暑さにやられて、「体がダルい」「疲れが抜けない」「暑くて体が休まらない」とおっしゃている患者様も多く見られます。





7月の養生法をお伝えいたします。









【食養生について】





7月は「暑気」の季節です。





日本の夏は「暑さ」だけでなく「湿度」が高いですから、「湿」気と「暑」気への対処が肝心になります。





食養生としては基本的には夏野菜を食べることが適しています。





「夏野菜ってなに??」





と思われる方もいらっしゃるかもしれないので代表的なものを挙げます。





食養生その1. ウリ科・ナス科の野菜を食べましょう!





主に暑熱を抜き、利尿して体の水はけを良くします。暑気と湿気を抜くのにピッタリなのです!7月、暑くなりますので積極的に摂るようにしましょう!食材は以下のとおり。





★トマト





★ナス





★スイカ





★ゴーヤ





★きゅうり





★冬瓜





★ズッキーニ





食養生その2. その他暑熱を抜く食材もオススメ!





★レモン









胃腸の弱い人は蒸し暑い時ダルくなりやすい!





夏は暑さと湿気の影響で「胃の気」といって「胃腸のチカラ」が落ちてしまいがち。そして暑いからといって「冷たい飲み物をガブのみ!」「アイス毎日食べる!たまには2個も!」そんなことを続けているとよけいに胃腸が冷えて活動を落ちてしまいます!





胃腸が疲れてしまった人は「ダルい」「しんどい」「食欲出ない」となり、夏バテモードに入ってしまいます。夏バテは通常8月半ば以降におきることが多いですが、胃腸のもともと弱い方はこの時期でもなっている人がいます。





食養生その3.「ダルい」「疲れやすい」人は以下のものを食べましょう!





★しょうが・にんにくを炒めたものを料理に混ぜる。





→胃腸が活性化され元気がでる。(摂りすぎは暑くなるので注意)





★長いも 





→胃腸を助け、元気をつけるのに良いです。八味地黄丸など体力をつけるための漢方薬にも使われている薬効の高い食材です。





★うなぎ 





→土用に食べることでおなじみのうなぎは、滋養強壮作用があり、元気をつけてくれます!









食養生その4.「ダルい」人は甘いものは控え気味で!





甘いものの食べ過ぎは胃腸に負担をかけ、体のだるさを助長してしまいます。お菓子やアイス、炭水化物の摂りすぎには注意しましょう!





食べたあと、眠くなる人ほど要注意!









【睡眠について】





日が長く、夜が短い夏の時期、睡眠は冬より1時間ほど短くても大丈夫です。(6時間は最低とるようにしましょう!)





日の長さに合わせて睡眠の長さも調整するのが東洋医学流です。





また、日が昇ったら起きて活動してOK!ですから、日が昇っていれば朝早めに目が覚めることも問題はありません。





「最近5時ごろに目が覚めてしまう・・」ことを不眠ととらえる必要はなく、年を通した生理的な体のリズムととらえていただいて問題ありません。









【飲みものについて】





今の時期、熱を取り、体の水分の排出を促す飲み物が良いです。麦茶は熱を取る作用がありオススメ!





身の周りにある身近な飲み物では以下のようなものがオススメです!





★麦茶





★緑茶





★コーヒー





★コーン茶





ただし、上の飲み物は利尿作用が強いものもありますので、これらばかり飲んでいては脱水になってしまうこともあります。夏場は1日に3~4杯程度はOK。普通の水などもあわせて飲むようにしましょう!









【養生しても元気がでないときは鍼灸治療をうけましょう!】





養生はあくまでセルフケア。対応できる範囲には限界があります。





胃腸に良いものを食べても、胃腸が動かないときは吸収してくれません。





そんなときは要鍼灸院で鍼灸治療をうけましょう!





「未病(病が現れていなくても、そこに向かっている状態)を治す」のが東洋医学の真骨頂!





痛みや病がなくても、体調を整えるために治療を受けて、不調を予防し、元気になって日常を楽しみましょう!









要鍼灸院





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