こんにちは！ブログ担当の藤森です。

１０月後半になり、今年は急に寒くなりましたね。

この時期になると、夏とは違う不調が出始めます。

この時期に必要な養生は「冷え対策」「乾燥対策」です！

冷えと乾燥・・・が合わさると起きやすいのは「カゼ」ですよね。

食生活でもカゼ予防はできます。

身体を温める食べ物で冷え対策はイメージしやすいかと思いますが、乾燥対策まで出来ることはご存じ無いかと思います。

目次

1. 身体を温める・・・その前に！！


2. 温めてはいけない人はいるの？


3. 体を温める食べ物


4. 乾燥対策ができる食べ物








身体を温める・・・その前に！！







一般的に「身体は温めるのがよい」とされていますが、東洋医学の目線からみてこれは必ずしもそうとは言えません。







身体を温めると、代謝が上がってダイエット効果、免疫力向上、肌の血流が上がることでの美肌効果、腸の動きが上がってお通じが良くなる、生理痛が減る、妊活に良い、などなど・・・割といいことずくめなように聞こえます。







これは全員がこの効果があるわけではなく、あくまで「人によって」です。







温めた方がいいかは、その人の体質によるのです。














温めてはいけない人はいるの？







正しくは「温めすぎない方が良い人」がいるということです。どんな人かというと







不眠気味（寝つき悪い・何回も目覚める）、暑がり、イライラしやすい、頭痛が多い、汗をよくかく、のぼせやすい、ホットフラッシュがある、顔が赤くなりやすいなどが３つ以上あてはまる方は、「熱を持ちやすい体質」である可能性があります。







「熱を持ちやすい体質」の人は温めすぎると上記のような不眠・頭痛・ほてりなどの症状が出やすくなります。自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが乱れたりなど体調が崩れます。







これ以外の人で、手足が冷えやすい、お腹が冷える、下痢・便秘などお通じに問題が出やすい、むくみやすい、汗が少ない、尿の回数が多い、体がだるいなどの症状が３つ以上あてはまる場合は「冷えやすい体質」である可能性が高いです。この冷えやすい体質の方は「体を温めた方がいい場合が多い」です。














体を温める食べ物







体を温める食材・・・鶏肉、牛肉、黒豆、くるみ、たまねぎ、もち米、あんず、アジ、イワシ、えび、サケ、さば、タイ、ぶり、みそ、ナツメ、かぼちゃ、もも、黒糖、紅茶







体をさらに温める食材・・・羊肉、胡椒、唐辛子、山椒、シナモン、らっきょ、にら、にんにく、しょうが







冷えやすい体質の方は、普段から体を温める食材を食べて頂くといいかと思いますが、熱を持ちやすい体質の方は「寒気を感じる、カゼを引いた」などある程度前兆や症状が出てから摂取されるのが良い食べ方かと思います。







特に「体をさらに温める食材」はこればかり食べすぎると「熱を持ちやすい体質の方」だけでなく、「冷えやすい体質の方」でも体調を崩す可能性がありますので、カゼ対策がしたい時・冷えを強く感じている時に食べて下さい。














乾燥対策ができる食べ物







梨、れんこん、白きくらげ、はちみつなどがあります。梨・れんこん・白きくらげは少し体を冷やす作用があるので、温める作用の食材と併用して頂くといいと思います。







これらを体質を踏まえた上で適切に食べて頂くと「冷え」「乾燥」対策になりますので「カゼ予防」はもちろん「肌の乾燥対策」にもなります。







是非お試し下さい！