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2025年10月08日

症例127 膝を傷めた女子アスリート

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こんにちは!院長の小畑です。





今回の症例は少林寺拳法で全国レベルの女子アスリートが練習中の膝の痛みに困っていた症例です。



目次



  1. 患者様について

  2. 治療はどのように進めた?

  3. どのように良くなっていった?

  4. 施術者の思い











  5. N様、13歳、女性、中学生





    生まれつき膝にある「半月板」という軟骨の形に異常(円板状半月板)があり2年前に手術にて異常箇所の除去を行った。この加減もあり通常よりも膝を傷めるリスクが高い状況であったが、





    少林寺拳法で全国大会に出るほどの練習量も相まって今回の膝の痛みに繋がっていました。





    膝の痛みを改善させていくには本来であれば休養が必要なのですが、練習を長期で休めるような状況でもないので練習しつつ膝の痛みが改善できるように治療を進めていこうと考えました。









    負傷をするにも理由があります。





    もちろん練習量が多いというのはありますが、練習をしていても体の回復力が練習の負荷を上回っていれば、余程の負担が一気にかからない限り負傷はそうしないものです。





    N様の場合、診察をしていくと回復していく力の低下ケガをした時の炎症が引きにくいといったようの症状が起きやすい体調というのが見えてきました。





    このケガをしやすい・ケガの炎症が引きにくいという状況を改善することで膝の痛みを早く鎮めて、かつ今後も起きにくい状態にしていく治療をしていきました。









    通常このような負傷の場合、最初は1週間に2回の治療を行っていくのが通常ですが、練習で忙しい都合で序盤は1週間に1回になったりしています。





    1回目:右膝に痛みがあり、半月板損傷を確認するテストでは陽性反応(半月板の損傷が疑わしい)という状態でした。次回1週間後。





    2回目:練習中にまた傷めてしまい、体重をかけたり、歩いたりするだけで痛みが出るようになった。次回1週間後。





    3回目:膝の痛みはかなり引いて、膝の内側に少し痛みがあるぐらいになりました。次回1週間後。





    4回目:膝は少しだけ痛みがあるが、かなりマシな状況をキープ出来ている。





    普段の少林寺の練習をしながら、1週間に1回の治療で4回行うとここぐらいまで回復しました。





    ここからは都合などで数週間空いたりします。





    5回目:3週間後に来院、膝の痛み自体は前ほどでは無いが少し痛みがある状況。





    6回目:2週間後に来院、調子の良い状態をキープできている。





    7回目:2週間後に来院、膝の痛みがかなり引いている状態をキープできている。





    以降はひどい痛みが出ないように間隔を空けながらメンテナンスを行っています。









    実は私も少林寺拳法を2年前に始めておりまして、今回のN様のご来院がきっかけでご縁を繋いでいただき練習をさせて頂いております。





    その後、N様は高校生になり1年生でありながら見事「全国大会に出場」しなんと同時に「全国優勝」を果たしました!!





    このお話を聞いた時、自分のことのように嬉しく、サポートができて本当に良かったと思いました。





    今後もN様に限らず、たくさんのアスリートの方に良い結果を発揮して頂けるよう良き治療を提供できるよう精進してまいります。





    鍼灸治療は、体の回復を早めケガしにくい・ケガをしても早く治るようにできるだけでなく、





    メンタルの状態も安定させることができるので「本番になると緊張して実力が発揮できない」ということも減らすことができます。





    身体も心も一番良い状態にしてより良い結果を出すためには、鍼灸は最適です!!


要鍼灸院 とみお院

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