BLOGブログ

2025年08月29日

症例126 機能性ディスペプシアと言われた女性

ブログ


こんにちは、副院長の藤森です!





※目次の項目をタップ・クリックするとジャンプします。




目次



  1. 患者様について

  2. 機能性ディスペプシアとは?

  3. 鍼灸で対処可能か?

  4. どのように治っていった?









I様 50代 女性





今回は、お腹の張り食欲不振で病院に行っても胃に問題が何も見つからず「機能性ディスペプシア」と言われてしまった患者様の症例です。












胃の痛みやもたれなどの不快感の症状があるにも関わらず、胃カメラなどの検査を行っても目立った異常はみられない時に診断されやすい疾患です。





一般的には、精神的ストレス生活習慣などで自律神経が乱れたことによって発症するとされています。





胃の見た目に異常が無い以上、お薬で胃の働きをコントロールしたり、手術で異常を治したりということができず病院で治しにくい疾患でもあります。












結論からいうと「可能」です。なんなら「得意」であるともいえます。





機能性ディスペプシアは自律神経の乱れで発症するとのことですが、胃で自律神経はどれくらい働いているのかといいますと・・・「ほぼ全て」自律神経の働きで動いています。





なので、自律神経が乱れていれば胃の働きに異常が出るのは何らおかしなことではありません。





痛み・不快感を引き起こす機序の一例としましては、





胃は消化活動を活発にするために蠕動(ぜんどう)運動という震えるような動きをしています。これを行っているのは胃の表面にある「筋肉」が行っています。





この筋肉は自律神経によって働いていますので、自律神経が乱れればこの筋肉の動きもおかしくなります。





胃痙攣(けいれん)とよばれる疾患は胃の筋肉が痙攣することで激しい痛みを発生させます。





ここまでのことは機能性ディスペプシアでは発生しませんが「軽く痙攣をしてみたり」「蠕動運動を狂わせてみたり」など変な動きをすることによって痛みや不快感を引き起こしたりしている場合があります。





みたいな感じで「胃が変な動きをしているよというサイン」痛みや不快感として出しているのです。





こういったことから「胃に変な動きをさせないように自律神経を整える」ということができれば、機能性ディスペプシアの症状は軽減していきます。





鍼灸はこの「自律神経を整える」ことが大の得意分野です!












I様の主な症状は、お腹の張り(特に夕食後)などの違和感、食欲がなくあまり食べられないといった症状でした。





あまりにも治りが悪いので病院で診察を受けると「機能性ディスペプシア」と診断されたそうです。





診察をしてみると、もともと胃腸の動きが良くない体質に加えて「更年期によるホルモンバランスの乱れ」の所見もみられました。





ホルモンバランスが乱れると「自律神経」も乱れます





I様の治療は「胃腸を元気にする」「ホルモンバランスを整えて自律神経の乱れを減らす」ということをポイントに治療をしていきました。





良くなるまでの流れとしては、





開始1ヶ月の段階で、お腹の張りはやや軽減、食欲は出ないが少しは食べられるという具合になりました。(頻度は週に2回)





3ヶ月の段階で、お腹の張りはかなり減少、食べる量は元気だった頃ぐらいに食べられるようになりました。(頻度は週に1回)





4ヶ月の段階で、お腹の張りはほぼ無くなり、お腹が空くようになってきました。(頻度は2週に1回)





5ヶ月くらいになると、食欲もあり、よく食べられるようになっていました。(頻度は2週に1回)





といった具合でした。





以降は再びホルモンバランスが崩れたりして自律神経の乱れが出ないように治療頻度を少なくしながら調子を維持できるようにしています。




要鍼灸院 とみお院

CONTACT

お問い合わせ

LINEでのご予約はこちら
(※当日予約はお電話のみで受付)

友だち追加奈良・とみお院LINE予約

友だち追加大阪・大東院LINE予約

お電話でのご予約はこちら
奈良・とみお院

0742-31-2425

大阪・大東院

072-865-1205

メール
(※当日予約はお電話のみで受付)

info@kanjin-kaname.com
※ご連絡される院にお間違えがないか(とみお院か大東院か)ご確認くださいませ。
※営業のお電話は全てお断りしております。

とみお院 SNS

大東院 SNS