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2025年08月22日

症例125 耳の不調・不眠・不安などの症状でお困りの女性

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こんにちは!副院長の藤森です。





今回は、耳の詰まった感じや不安とそれに伴う胸の苦しさ、ホットフラッシュ様のほてり感が昼以降にだんだん強くなっていく女性の症例です。





患者様について





I様 50代 女性





来院の2ヶ月くらい前より耳の不調(耳が詰まった感じ、聞こえにくさ、耳鳴り など)があり、ホットフラッシュのようなほてり・口の中が熱いなどの熱さを感じる症状、胸のザワザワ感(動悸)、不安感が夕方になるにつれて症状が強くなっていくという状態でした。





食欲不振もあり、夜でもほてりが続き、不眠(睡眠導入剤を使ってPM11:30に寝てAM1:00で目が覚めてしまう)などの症状も出ている状態でした。





どういう状況が考えられる?





これらはそれぞれ症状の種類も違うので全て別の原因から来ていると思われるかもしれませんが、





全て自律神経が乱れたことによって出ている症状です。





自律神経が乱れる要因は様々です





・更年期からくるホルモンバランスの乱れ





・長年の疲労





・年齢による体力の低下





・精神的なストレス





などがあります。





I様を診察していると年齢的にもそうですが「更年期」が関係していると考えました。





更年期ではホルモンバランスが急激に変化するので自律神経は乱れやすくなります。また体力も落ち始める年齢にもなりますのでどうしても自律神経が乱れたことによる症状が出やすくなります。





ではどうすれはいいの?





ホルモンバランスの急激な変化を減らすように、また体力が増えるように鍼灸で働きかけると、だんだん自律神経は安定するようになり結果、症状が減っていくようになります。





改善していくまでの流れ





治療は最初の1ヶ月は週に2回のペースで行いました。





治療から1ヶ月程で、睡眠は導入剤無しで4:30ぐらいまで眠れるようになりました。食欲も回復傾向、ほてり(ホットフラッシュ)や耳の不調は夕方~夜にかけては発症するが、朝~昼にかけては発症しにくくなっていました。





1ヶ月目以降は週に1回の治療頻度で継続。





2ヶ月程では、1週間の間比較的調子よく過ごせる週も出てきている状況でした。夕方~夜にかけては耳の症状やほてりはあるが当初よりは軽減している。睡眠も5時ぐらいまで眠れるようになりました。





以降は1週間に1回の頻度でしばらく続けて、症状の軽減がみられると10日~2週間の頻度にして治療を継続していきました。





ただ、夕方~夜にかけてのほてりと、耳の不調がセットでかなりしぶとい症状で(更年期という時期もあって)最終的にはほとんど症状を感じないところまで回復しました。





ここまでなるのに全部で約8ヶ月かかりました。来院頻度は5ヶ月目以降は2週間に1回になっていました。





以降はさらに治療頻度を減らして以前のような状態にならないように、今の良い状態をキープして生活できるように「メンテナンス」を行っています。






要鍼灸院 とみお院

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