2025年06月13日
梅雨を元気に乗り切る!!
ブログ
こんにちは!副院長の藤森です!

2025年は6月9日に近畿地方は梅雨入りをしました。
梅雨の季節は、気圧が下がり、湿度が高く、気温も徐々に上がってくる時期で、とても体調を崩しやすい時期です。
この時期は体調を崩しやすいため、東洋医学の観点から「養生(ようじょう)」がとても大切とされています。
ということで・・・当院の患者様に梅雨時期でも元気にお過ごし頂くために「養生法」をお伝えいたします!!
梅雨の養生法
1. 湿気対策:体の「湿」を排出
東洋医学では「余分な水分」のことを「湿」と呼びます。梅雨時期の不調はこの湿を排出することで対策します。
- 食事で余分な水分を対外に出す
- 利尿作用のある食材をとる:はと麦、小豆、冬瓜、きゅうり、とうもろこし、緑豆など
- 水が停滞しやすくなる:生もの・冷たいもの・甘いもの・脂っこいものを控える
- 発汗を促す
- 軽い運動や半身浴で汗をかくことで、水気を外に出す
- しょうが、ねぎ、紫蘇など気血の流れを良くするの食材もおすすめ
2. 消化器の養生:脾(ひ)を守る
東洋医学では、梅雨時期は「脾(胃腸の消化吸収の働き)」が弱りやすいとされています。
脾が弱ると胃腸の不調以外にも、むくみ・だるさ・気分の落ち込み・自律神経の乱れなど多種多様な不調につながります。ですので「脾(胃腸)を守る」ことが大事です。
- 消化の良い食事を心がける
- おかゆ、豆腐、味噌汁、茹で・蒸し野菜、蒸し鶏など胃腸に優しいもの
- よく噛んで食べる
- 冷たい飲食物は可能な限り避ける(胃腸が冷えるので)
- 常温か温かいものを選びましょう。
3. 心身のバランスを整える
- むくみ・だるさ・倦怠感・憂鬱感が出やすくなる
- 梅雨は気圧の変化や湿度の影響で体がむくみ、体が重くなるのでだるさやそれに伴う憂鬱感が出やすくなる。
- 散歩、軽い運動、ストレッチなどを習慣に(気血が巡るとむくみが減りそれに伴う症状が減る)。
- アロマ(ペパーミント、ユーカリ、レモングラスなど気血を巡らせやすい香り)も気分転換に効果的。
4. 環境の工夫
- 湿度管理(水気を溜めにくい環境にするために)
- 部屋は除湿器やエアコンを使って、湿気を溜めないように。
- こまめな換気。
- 布団や衣類はなるべく乾燥させる。
- 梅雨の時期は掃除をこまめにして清潔に保つ。
まとめ
目的 | 方法 |
---|---|
湿気を外に出す | 利尿作用のある食材、汗をかく |
消化器のケア | 温かく消化の良い食事、冷飲食を避ける |
気分の安定 | 運動・ストレッチ・アロマなど |
環境を快適に | 除湿・掃除・換気 |
ご参考ください!!
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