2024年07月13日
これって「熱中症」のせい?
ブログ
こんにちは!副院長の藤森です!
目次
今回は、私が「熱中症」になったお話をさせていただきます(笑)
私は趣味で少々古い車に乗っていてちょくちょく壊れるのですが、先日出先で車のエアコンが故障しました・・・
仕方なく車屋さんまで窓全開で約1時間走ったのですが、炎天下の中でしたので「熱中症」になってしまいました。
熱中症には程度があり
1度(軽度):めまい・大量の発汗・こむら返りなど
2度(中程度):頭痛・はき気・嘔吐・全身のだるさ・発熱など
3度(重症):意識がなくなる・けいれん・高温の発熱・汗が出なくなるなど
というふうに分類わけがされています。
私の場合は大量の発汗と頭痛・全身のだるさ・発熱を伴っていましたので「中程度」の熱中症であったようです。
さて、本題はここからです。
熱中症による後遺症
熱中症には「後遺症」があるのはご存知でしょうか?
熱中症は言うなれば「低温火傷の一種」のようなものです。体にゆっくり熱が入っていって熱が身体にこもるようになります。
程度が強ければ強いほど熱が強くこもります。
この「身体にこもった熱」が様々な症状を引き起こします。
熱は湯気が上に上がるように頭部や上半身にこもりやすい性質をもっています。
ですので後遺症としては
・頭や上半身のほてり
・頭痛
・不眠(眠りが浅い・寝つきわるい・夜中に目が覚める)
・イライラしやすい(頭に血が上りやすくなっているので)
・痛みが出やすくなる(神経痛、関節痛、筋肉痛 ※これに関しては全身的に)
などなど自律神経やら感覚(痛覚)神経などの神経の高ぶりの症状や、関節や筋肉などの炎症が強くなるなどが発生しやすくなります。
ちなみに私はイライラ、不眠(途中起きる)、ほてり、神経痛の増強が後遺症としてありました。
どうすればいい?
軽度の熱中症であれば基本的には後遺症は長くは続かないことが多いです。
しかし、中程度~重度のものや、体が敏感で自律神経が乱れやすい人は後遺症が長引くこともしばしばあります。
ある程度は食べ物や飲み物でも対処できます。例えば・・・
・トマト、キュウリ、ナス、冬瓜、ゴーヤなどの夏野菜
・緑茶、麦茶などがあります。
これらの食材には体にこもった余分な熱を冷ます作用がありますので後遺症にも効果的です。また夏場は普段から摂取しておくと熱中症自体の対策になります。
しかし対策を行っても熱中症後の後遺症がなかなか治まらない場合は、治療によってこもった熱を抜くといいでしょう。とてもよく効きます。
この夏も熱中症の危険性は非常に高いです。無事に・元気に夏を乗り切るためにもこのことを覚えておいて頂けたらなと思います!
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