BLOGブログ

2023年09月06日

9月の養生法

ブログ


院長の小畑です。





九月になり、まだまだ湿度があり蒸し暑い感じがする今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?





9月には体がどうなっていくのか。





また9月にはどんなことに気をつけていれば体調を整えやすいかについてお話します。









7月~8月は暑さがきつく、水分の入れ替わりが激しい季節です。水分を摂る量が多い代わりに、汗をどんどんかき、尿から水分を出し、体に余分な水分が溜まらないように維持していたのが夏です。









9月に入ると、今度は少しずつ「体に水分と栄養を留める」ように体が変化してきます。





冬に向けてエネルギーをカラダに貯金していくわけです。知らないうちに自分の体の中ではそのようなことが行われています。





9月の養生のポイントは





「栄養と水分を適度に溜めること」「残暑への対処」です。









栄養や水分の貯蓄で適切なのは、適度な貯蓄ペースであることが大切です。





また9月は暑気がまだ残っていて、熱が体にこもることが多いので、余分な熱を抜いておくことが大切。









上記のことを踏まえて、9月に起きやすい体の不調パターンを4項目挙げます。





特に症状がご自分に当てはまる項目に注目しておいてください!









(1)残暑の熱が体にこもり、神経が高ぶる。





暑がる、眠りが浅い、頭痛が起きる、めまいや耳鳴りが起きる。





(2)栄養・水分が体に溜まりすぎる。





むくむ・体がだるい・つかれやすい・関節痛(首・腰・膝など)がでる





(3)胃腸の処理能力が落ちて、血中栄養が不足する(血虚になる)





目がつかれる・肩がこる・こむら返りがおこる





(4)夏の疲れを引きずる





だるい・疲れる・何もやる気が起きない









ここから上記4項目の対処法について書きます。





(1)残暑の熱がこもっている人の養生法





食養生】





熱を抜くため ➡ セロリ、冬瓜、きゅうり、トマト、バナナ、セロリなどを食べる





麦茶や緑茶、コーヒーなどを飲む(3~4杯まで、緑茶・コーヒーは夜は飲まない)





眠りやすくするため ➡ きくらげ、牡蠣、アサリ黒ゴマ、黒豆、牛乳、うずらの卵、鶏卵、ほたてなどを食べる









生活】





寝る前2時間以内にテレビ・パソコン・スマホを見るのをやめましょう





軽く運動をして汗をかきましょう。





十分な睡眠(最低6時間以上、なるべく11時までに眠る)









(2)栄養・水分溜めすぎの人の養生法





食生活】





胃腸の負担を減らす





糖分(特にお菓子・菓子パン・アイスなど)と油もの(ラーメンや揚げ物など)を最小限にする。





胃腸の働きを助ける食べ物を食べる





発酵食品を食べる(みそなど)、ニンジン、アスパラガス、鶏卵、ウズラの卵、お米、豆類、じゃがいも、かぼちゃ





水分代謝を上げる





あずき、なす、ウリ系野菜など





酸味で体を引き締める





梨、桃、レモンなど









生活】





脚を動かす運動をして余分な栄養を消費しておく





ウォーキング、ジョギング、体操等関節に負荷の少ない軽めの運動を行って関節のこわばりをとる。





(関節を痛めやすいので激しい運動をする際はウォーミングアップでしっかりと体のこわばりを取ってから行う)









(3)血中の栄養不足(血虚)の人の養生法





食生活】





あさり・しじみ・いか・たこ・ほうれん草・小松菜・鶏肉・レバーなどを積極的に摂る(血虚を補う食材)





【生活】





十分な睡眠(最低6時間以上、なるべく11時までに眠る)





目にホットタオルやホットパックを乗せましょう!









(4)夏の疲れを引きずっている人の養生法





(2)と同様。





【漢方】





六君子湯、補中益気湯などを飲んでみる。













以上のような養生を心がけていても対処しきれないときは、治療が必要です。





上記のような症状は西洋医学的なお薬では対処しにくい症状なので、東洋医学の出番!





当院では上記すべての季節性の不調に対応いたします!









本格的に体調を崩してからの後手の対処では回復に時間がかかってしまいます。





「未病」のうちに対処しておくのが一番大切。









がっつり体調をくずしてしまう前に、不調や病になってしまう前に、体調を120%にして日常を充実して過ごしましょう!





快調に、元気に過ごしたい方は今すぐご連絡ください!









要鍼灸院





https://kanjin-kaname.com






要鍼灸院 とみお院

CONTACT

お問い合わせ

LINEでのご予約・お問合せはこちら
(※当日予約はお電話のみで受付)

友だち追加奈良・とみお院LINE予約

友だち追加大阪・大東院LINE予約

お電話でのお問い合わせはこちら
奈良・とみお院

0742-31-2425

大阪・大東院

072-865-1205 ※ご連絡される院にお間違えがないか(とみお院か大東院か)ご確認くださいませ。
※営業のお電話は全てお断りしております。

とみお院 SNS

大東院 SNS