2019年07月12日
腰痛のタイプ その1
ブログ
こんにちは。副院長の藤森です。
腰痛にもタイプがありそれによっては原因や経過が異なります。
まずご自身の腰痛がどのような原因で起き、どのような経過をたどるものなのかを知ることが患者様の不安を取り除くことになります。
今回はまず腰痛を2つのタイプにおおまかに分けてみます。
急性腰痛
急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」で、急に痛くなる腰痛です。痛み始めた時期がはっきりとわかるのが特徴です。
主な要因は、あまり知られていませんが、
●冷えや体のむくみが筋肉や関節をこわばらせること
●急激に負荷をかけたことなど
が多いです。
「こわばる」ことだけで痛むわけではありませんが、こわばっていると、少しの負荷がかかるだけで痛めてしまいます。
「せきをしたら動けなくなった。」
「腕をのばしたら動けなくなった。」
「朝起きてなにかおかしいな・・・と思っていたらだんだん痛くなって動けなくなった。」など痛め方は人によって様々です。
治療をすれば大体は短期間(数日~1カ月以内)で良くなることが多いのがこちらの腰痛です。よく「腰が痛くなって鍼灸を受けたら一発で治った。」とか「3回~5回ほど治療を受けているうちに治った。」と言われているのはこのタイプです。
慢性腰痛
慢性の腰痛は長年時間をかけて痛んできた腰痛です。
●長年の疲労、
●椎間板がつぶれて薄くなること、
●老化による骨・関節の変形や圧迫骨折、
●腰の関節周囲の靭帯や腱が固くなることなど
によって引き起こされます。
このような腰痛は、痛みの場所と痛み初めの時期がいまいちはっきりわからず、患者様に症状や発症の時期をうかがった際に
「なんか重痛い感じ」
「だいぶ前から」など
のようにあいまいな表現になります。
こちらのタイプは急性腰痛に比べ、良くなるまでに時間がかかることが多いです。ゆっくりと少しずつ痛みが気にならなくなっていくという感じに良くなることがほとんどです。
併発版もあります
上記2つは併発している場合もあります。
併発した場合は、まず急性腰痛を改善することが先決。
そのあとに残ってくる慢性の腰痛は時間をかけてじっくり治す。という流れになります。
以上2タイプのお話をさせて頂きました。
「急に痛くて動けなくなった。一生このまま!?」
「なかなか治らないのはなぜかわからない。」
「慢性だし、年だからあきらめている」と思われている方…
まずはご自身の腰痛がどのような状況なのかを知るところからが改善への第一歩です。
気になる方はお気軽にご相談ください。
次回は急性腰痛のタイプ分けをいくつかご紹介します。
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