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2022年12月10日

症例91 走ると膝が痛む男性

症例


副院長の藤森です。今回は仕事で走ると左ひざの外側が痛くなる患者様の症例です。




目次



  1. 患者様について

  2. どんな状態だったの?

  3. なかなか治らなかったのは何故?

  4. どのように治療していったの?

  5. どれくらいで良くなったの?

  6. 経過はどんな感じ?

  7. 東洋医学的見解

  8. 施術者の思い


 




患者様につい





H様 40代 男性 配送業





お仕事柄、荷物を持って走ることが多くここ最近になって膝の外側の痛みが強くなり、なかなか治る様子がないとの事で来院されました。







どんな状態だったの?





H様は膝の外側にある太い靭帯の炎症で通称「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」と呼ばれる症状でした。ランナー膝は名前の通りで走る競技をしている方に多いものです。





繰り返し走ることで膝の外側の骨と腸脛靭帯と呼ばれる靭帯が擦れて傷つくことで発症します。





日常的に配送の仕事で走っているH様はいつ発症してもおかしくない状況でした。







なかなか治らなかったのは何故?





日常的に反復して傷めているところを使うため、治りにくいというのはもちろんですが、それ以外にも年齢とともに少しずつ体を治す機能というものが低下していきます。今までは使っていて少し傷めたとしても治す力がそれを上回っていたため、長引くことは無かったようですが、今回は治す力が弱っていたのが治らない原因になっていたようでした。







どのように治療していったの?





回復させるためには腱の構成成分であるたんぱく質やコラーゲンなどの栄養が送られ傷が癒えていくことが重要となります。送るルートの確保も大事ですが、そもそもの栄養の吸収が上手くできているかも大事です。





H様の場合、この栄養の吸収という点を改善する必要がありました。





「胃腸の働きを促し栄養の吸収をしやすくする」「傷めている部分への栄養供給されやすいようにする」というこの2点をテーマに治療を進めていきました。







どれくらいで良くなったの?





H様の場合は2回の治療、期間でいうと2週間でかなり回復されました。







経過はどんな感じ?





1回目治療後:痛い部位を指で押さえると出ていた痛みが軽減。主訴の走ると痛いというのは仕事をした際に確認していただくということで1回目は終了。





2回目:走った時の痛みと指で押したときの痛みがかなり軽減してあまり気にならないようになった。また痛みが出るようならご連絡を頂くということで一旦終了となりました。





ご年齢も40代とお若いことからこの短期間で回復に至りました。







東洋医学的見解





※ここからは専門的なお話になります。興味のある方はご覧ください。





脈は左は緩弦滑、右は反関脈のため尺皮を触診(滑)、難経69難の脾虚、左右とも尺位沈位内側が少し弱い。





気口九道では左肝経に反応。





舌は淡紅、やや歯痕あり。





基本的には脾気虚→肝鬱の流れがあったと推測。





ツボは太白、太衝を選穴。





そもそも胃の気が少ないわけではないので回復の経過は良好でした。







施術者の思い





若い時は何もなくても年齢を重ねていけばどんな人でもケガはしやすくなります。H様のように日常的に酷使されていたのなら尚更です。東洋医学では年齢とともに落ちてしまった「回復力」を可能な限り働くようにします。今回の症例は鍼灸をすることで自然治癒に比べ何倍も早く治ったことがわかりやすい一例でした。


要鍼灸院 とみお院

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