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2018年09月28日

症例1 肩がこり、腕も痛み、痺れて不快でじっとしていられない男性

症例

こんにちは。

「肩こりが不快でしかたない」

「肩がこってじっとしていられない」

あなたはそんな風に感じていませんか?

それはただの肩こりではなく、「頚椎症(けいついしょう)」という症状かもしれません。

今回はそのような症状で20代後半にもかかわらず、仕事中や寝ているときもつらい状況になっておられた男性患者様の症例をご紹介します。

★目次
1.患者様について
2.これまでの経過
3.整形外科的見立て
4.東洋医学的見立て
5.治療期間のめやす
6.選んだツボ
7.施術後の経過




患者様について


S様

27歳・男性

会社員

お困りの症状:首から右肩、右肩関節周囲にかけての痛み・しびれ

痛み始めた時期:3~4か月前から

症状のある箇所

これまでの経過


痛みが発症してから整骨院に行って処置してもらっていた。

処置後は少しの間マシになるが、数日経つとすぐに症状がぶり返すことが続いた。

なかなか治りが悪いので、近所にあった当院を見つけ、パンフレットやホームページを見てご来院。


整形外科的見立て


ジャクソンテスト陽性(天井を見る姿勢で頭部を軽く圧迫するテスト。痛みやしびれが誘発されたら陽性)。

上を向く姿勢をとっていただいたときに、患部に痛みがでることから、頸椎がすきまから出てくる神経を圧迫して

いるとみたてました。

この状態を「頚椎症」といいます。

東洋医学的見立て


脈が滑脈。(➔食べ過ぎ飲み過ぎで栄養が多すぎる、または胃腸のはたらきが悪くなって消化吸収が滞っている状態を表す。)

舌には分厚く水分の多い苔。(➔栄養が多すぎる、または水分代謝が悪いことを表す。)

経絡・ツボの触診より、右の胃や肝・胆の経絡がかたい

(➔胃腸の栄養吸収に負担があり、肝臓における糖分処理に滞りがあると判断。)

上記の食べ過ぎによる消化機能の負担でうまれた体の水分代謝不良(内生湿邪といいます)により、首や背骨上

の筋肉・関節がむくんだ結果、痛めやすい状況ができあがり、日常の動きで痛めてしまったと判断。

治療期間のめやす


頚椎症を通常治療していく際、1カ月ほどかけて症状をおさえていきます。

首の関節付近で腕や背中に伸びる神経が圧迫されているため、神経の根本が炎症を起こしています。

この炎症がおさまるまでは、まわりの筋肉や関節がやわらかい状態を保って、神経に刺激を与えないようにするこ

とが大切です。

神経の炎症が完全におさまるのに通常数週間かかるので、治療に平均して約1カ月かかります。

選んだツボ(代表的なもの)


後谿(こうけい)➔手のツボ、背骨の痛み・炎症・背中の冷えなどに有効

申脈(しんみゃく)➔足の外側くるぶしの下にあるツボ。上記と同様の作用。

足三里(あしさんり)➔胃腸の消化吸収をうながす。食べ過ぎの際にもよく使う。体力をとりもどすためのツボとしてもよく使われる。

陰谷(いんこく)➔筋肉に潤いと栄養を与えて、コリをなくす。

曲泉(きょくせん)➔上記と同様の作用。首の痛みによく使う。

曲池(きょくち)➔首の痛み、肩の痛みをとるツボ。大腸の動きを良くしたり、大腸の熱を取ったりするのにも使う。

※毎回、上記ツボより6本ほど選んで施術。

施術後の経過


1回目の施術後、痛みがかなり軽減。

2週間後に2回目の施術を行ったが、そのときには痛みが2~3割ほどに軽減されていました。

さらに2週間後の3回目施術時には痛みはほとんどない状態になっていました。

年齢が若く、体力がまだあるため、とても回復が早かった症例となりました!

痛みの要因となっている胃腸の負担を改善、痛みのある部分の経絡を通す治療をすれば、自己治癒力が一気に発揮され、すみやかに症状が改善しました。

大東院の患者様ですが、近所にひっこしされてきた直後に当院を発見してくださったようでありがたい限りです。

東洋医学の目線でカラダをみると今まで治りにくかった症状の原因が見えてきて、スッと症状が改善することも多いです。

私としても、そういう風に改善していただける患者様の割合を可能な限り100%に近づけていきたいと日々、勉強・努力してまいりたいと思います。

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